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明日ママがいない 放送中止して謝罪すべき

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28日、鹿児島市の高校2年の男子生徒(17)が「明日、ママがいない」の放送中止と
施設の子供への謝罪を求める約7000人分の署名を提出しました。社会問題となりつつ
もこれまで放送中止に至らなかった「明日ママ」ですが、今後の展開を予想します。
 
「明日、ママがいない」は児童養護施設を舞台に、様々な事情で親と離れた子供たちの
目線から「愛すること」・「愛されること」をテーマにしたサスペンスドラマです。

第1話では、両親の生涯事件が理由で親から引き離された少女が児童施設に隔離されます。
翌日朝食のときに、「ここにいるお前達はペットショップの犬と同じだ」と人権侵害とも
思えるような衝撃的な台詞が使用されています。

社会問題となり非難が殺到する状況となりつつも、放送が続いてしまっているのは問題で
はないかと思います。今回の署名を受けて、放送中止せざるを得ないのではないかと思い
ます。

もし放送中止となると、スポンサーとの契約も当然ながら破棄となる可能性が高いため、
番組の制作費用が回収できない状況となってきます。制作に関わったかたにもお詫びが
必要ですし、番組が適切でなかったことを公に認めざるを得なくなるでしょう。

「明日ママがいないこと」を現実として背負っているかたがたの気持ちを無視することは
あってはならないことです。表現の自由の下で公然と人権侵害が行われているとしか思え
ません。これまでの経緯を以下にまとめました。

【これまでの経緯】
1月11日、ニコニコ生放送にて1万人限定でネット試写会が行われました。

1月15日、第1話の放送が開始され、初回放送後、熊本市の慈恵病院が「フィクション
だとしても許される演出の範囲を超えている」として、番組の放送中止や内容の再検討な
どを求めます。

1月22日、BPOの放送人権委員会に審議を求める申立書が送付されました。これに対
して、日テレ側は第2回以降も予定通り放送を続けるとし、「全話を見ていただくとわ
かってもらえると思う。そういう受け止め方をされたのは残念」と話しています。

1月29日、全国の施設で暮らす子供が自傷行為や学校でのからかいなどの被害を受け
たとする報告が15件あったと全国児童養護施設業議会が発表しています。この時点で
合計8社のスポンサー企業がCM放送を見合わせており、代わりにACのCMが放送されます。

2月6日、日テレは謝罪文を発表しながらも、放送を継続すると宣言しています。

2月15日、厚労省の会見にて「施設の子供たちが傷ついたならば、衷心よりおわびします」、
「これまで以上に子供たちに配慮してまいります」などとする日テレの回答書が公開されました。

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